2013.11.24

アドリブ小劇場での最終公演無事終了しました。次回からは北上野です!

5年の間、別役作品以外の上演は今回初。

上演にあたり清水邦夫さんにご連絡さし上げたところ、奥様から激励のお言葉頂戴しました。

○んでも役者な人々のお話。舞台裏のつぶやきが聞こえます。これもご縁でしょうか、このタイミング。舞台に携わったすべて人の歴史がここに。

アドリブ小劇場は20年の歴史があるそうです。こんな都心で、駅近で、手頃なサイズで座り易くて、ねぇ。。

2013.11.23

2008年来のアドリブ小劇場での公演も明日が最後となります。

本日の公演ではキャスト以外の過去出演者の顔も!

明日は特別な出演があるのかないのか……。


2013.10.5

1994年11月から始まった名作劇場。今回で76作上演。1作家1作品の1幕劇…20年。

文字にすると1行になってしまいますが、すごいのです!

聞けば、本として残って(出版されて)いない作品は図書館にないので、博物館や記念館などから拝借することもあるそうです。

76作目「月夜寒」1943年作

作者/三宅大輔……ググってもクリックしても…巨人軍初代監督・野球人としか出てきませんでした。上演パンフレットによれば歌舞伎座に勤める父に連れられ幼少の頃、歌舞伎に親しみ、プロ野球の草創期にたずさわった後に歌舞伎他の戯曲を書いている。

盗賊(根岸光太郎)が古寺に忍び、和尚(堀越富三郎)に金を要求しますが、賽銭はわずか。葬儀の知らせに来た百姓五作(桂南なん)と和尚が話しこんでいる隙に、公方さまから授かった如来像をこっそり盗みだし……どこかで聞いたような、あれは燭台…神父…

匕首を手におどされても高笑いで受け入れ、賽銭をあるだけもたせ、めしをふるまう和尚。

日々小さなことにあくせくしてしまう自分を笑い飛ばしてくれたような爽快感!これはライブならでは!さらには話しのプロとはいえ、本物の五作さん登場?な実物感ただよう師匠。観た人にしかわかりません。こんな「レ・ミゼ」も是非なまで!

月夜の晩には和尚の高笑いがひびき、脳が笑ってしまいます。

残り24本  東京オリンピックまでには100本上演!!でしょうか。

 

次回名作劇場(2014年3月)出演予定です。

2013.3.20

「しまざき」舞台写真をフォトギャラリーにアップしました。

左の写真は平石耕一事務所の公演でケーナを駆使した音楽&演奏をされている善久(Zenkyu)さんと鈴木真由美さんです。今回は四面客席のコーナーでの生演奏でした。

「しまざき」は藤村の複数の短編をモチーフに、明治・大正・昭和へと続く家族のはなしが綴られています。今回、藤村の詩も歌として生演奏、歌唱は玉江役の阿部妙子さんです(写真右)

撮影/佐々木貴範


2013.2.2

じきに ”春” ですね。

『しまざき』で根岸光太郎は島崎藤村本人がモデルの「春雄」役です。

平石耕一事務所のアリーナ劇場(客席4面配置)も3回め。

通常の舞台では登場人物はおおむね左右に、奥行きが活かせれば前後に動きます。場面転換では暗転になります。

アリーナ劇場では客席の真ん中が舞台のため、ときに目の前に役者がいてしゃべったり、役者の背中ごしに相手役を見たり、背景のセットは存在しない(客席ですから!)ので、四角い舞台は家の中だったり、次のシーンでは港になったりして、役者は4本の通路から出入りし、次々シーンが変わります。客席からの眺めは覗き見しているようで、人の話に首を突っ込みたくなるかんじでしょうか。

12月の『自り伝』では、根岸の演じた安藤昌益はじめ、武士役など自毛を活かしつつ、小さな小さな髷を結っていたのも良く見えました。