2012.11.1
『自り伝』稽古が始まりました。本日顔合わせです。
ー俳優座・民芸・青年座・銅鑼・芸術座・その他の役者の中で、主演務めさせて頂きます。宜しく、応援お願い致します。ー
2012.10.6
今回のシアターχ名作劇場は喜劇。1947年に上演された『風の中の羽のように』はパンフレットによれば前年に名古屋の夕刊紙に書いたコントをもとにしている。敗戦を挟んだ女性の変貌を皮肉っている。敗戦2年後に女性の作者が女性の様子を皮肉る!戦後このように精神は解放されていたのだろうか。
戦争末期、見合いの席で一言も話さなかった玉子(奈良井志摩)は、戦後再会した見合い相手の画家(根岸光太郎)に家事全般は半分づつ互いに協力するよう男女同権を主張する。それは問題ないと応じる画家に生活費も半分づつと問われ、玉子は……。戦争という背景を除けば今にも通じる内容で面白く観劇しました。
作者水木洋子氏は戦後、ラジオ、映画、テレビと活躍し、女性シナリオライターの草分けとして『また逢う日まで』『ひめゆりの塔』『にごりえ』『浮雲』などの名作を書いています。戦後、千葉県市川市に移り住んだ縁で著作権ほか資産すべてを市川市に寄贈し、現在市民サポーターによって水木邸の公開、資料が維持・管理されている。今回の台本は、市川文学プラザ所蔵の生原稿からのコピー。
(パンフレット/加藤馨=水木洋子市民サポーターの会会員 より)
『ぢいさんばあさん』は題名どおりキャストは二人、細々と暮らす老夫婦の日常のひとこま。演出の川和氏がパンフレットに書くとおり、あたかも現代の老人問題を描写しているようでリアル。ぢい(佐藤光一)とばあ(堀絢子)のやりとりには笑いもこぼれてしまいました。
>>次回名作劇場 出演予定です。
2013年3月12日(火)〜17日(日)
鳥居與三『或る夜の出来事』 瀬戸英一『天井裏の散歩者』
2012.3.19
シアターχ 名作劇場 楽日ほぼ満員でした。ありがとうございます。
前回の役とは、うってかわり舞台に出ると台本○十頁分しゃべり通しの白髪の根岸でした。
2012.2.29
平石耕一事務所 第21回公演「熱(ほとぼ)り」初日満員御礼。
リングサイド席(四方に客席)の中、簡潔なセットと場面展開で2時間15分(休憩なし)。
80年前の自分の知らない史実、隣の国とのかかわりについて考えるきっかけとなりました。
120席の客席はすべて完売。あとはキャンセル待ちだそうです。3日間だけの上演はとても残念な気がします。待っている方が一人でも多くご覧になれるとよいなと思います。
夜の部は時間の都合でカーテンコールがありません。役者の顔をあらためて拝見できずこれもちょっと残念。
…死体となった役者さんは無事(!)担がれて行きました。…